今回のお題はそんな感じです。
Propellerheads のiPhoneアプリ「TAKE」が「Figure」と連携できるようになったっていうので早速やってみましたよ。
いや、なかなか簡単でオモシロイです。ですが・・・、ワタクシはちょいと面倒くさい思いをしたのでそれについて書いておきます。
そもそもFigureってアプリはなんなの?
このアプリは凄く簡単に言ってしまうと、「ドラムとベースとリードの3パートを適当に組み合わせて簡単に曲ができちゃうアプリ」 なのであります。
さすがに乱暴な説明すぎたな(笑)。詳しくはここら辺を参考にしてみてください。ベースにしろ、リズムにしろ、リードにしろ、すべてにおいてプロペラヘッズ社の渾身の音色がセットされているので、非常に気分良くスケッチ感覚で曲っぽいのが作れますよ。
ちなみにワタクシが作ったのはこんな感じですね。
この位のだったら5分もかかんないです、多分。そもそも3パートしかないしね。曲を構成する最小限で作るから音色も立ちやすくってミキサー画面で一応、エフェクトとかもいじれるようになってるので、iPhoneでこれだけできるなら充分かなって思います。それにこの骨組みだけみたいな構成ってクラフトワークみたいじゃん?(笑)。
で、TAKEってのはなんなのさ???
はい、こちらは、Take Creative Vocal Recorder って銘打ってますね。このアプリ、マイクから簡単に音を3パート分録音できちゃうっていうモノなんです。このアプリが出た当初のデモ動画ではたしか外で金属の扉かなんかを叩いてパーカッションにして、2人組がそれぞれにラップとかコーラスを重ねて曲にしちゃうって感じのだったと思います。・・・ってググったらあったので貼ります。
なんか楽しそうでしょ?
とは言いつつ、実はTAKEについては、それほど使ってなかったんですよねぇ・・・。理由はね、「オケがないとやりづらい(笑)」からなんです。オレ、ラップとかしねーし。歌のピッチ悪いし。なので、歌じゃない使い方とか模索してみようかなって思ってた矢先に今回のアップデートがキタってワケです。つまり、「Figureで作った曲をオケにして、TAKEでボーカルを録音できますよ。」っていうコトなんですね、はい。これは素晴らしいジャマイカっ!ってなワケで早速試してみましたよ。
相変わらず、前置きが長くてスミマセン・・・。
まずはFigureでオケを作る。
では、早速。ココからは飛ばしていくよ!
Figureでオケを作ります。どんなのでもいい。歌・・・声が入れやすいようにところどころになんかスキマとかあるといいかもね。
ちなみにコレはワタクシが作った曲の画面。
実は、TAKEと連携するためには曲をシェアしてプロペラヘッズのサーバーにアップする必要があります。
ワタクシはココでエクスポートすればいいんでしょ?みたいに思っていて連携できなくて躓いたのです・・・・。そうではなくて、「SHARE & COLLABORATE」ってトコからツイッター、もしくはフェイスブックでシェアしなくちゃイカンのです。ワタクシは投稿が自分だけにしたかったので、フェイスブックでのシェアを選択しました。すると、書き出しが始まって終わるとこんな画面が出ます。
ここで投稿範囲を自分のみにしました。でもって投稿。
これがこっそり投稿画面(笑)。で、このリンクを叩きます。
この楽曲がプロペラヘッズのサーバーに上がって共有されているってワケです。これきっと共有だから誰でも使えるんだよね?著作権とかこだわるんだとしたらやらない方がいいかもしれません。所詮はお遊び的なモノってコトで・・・・。
で、このボタンが並んでる中から、「Sing on in TAKE 1.2」をタップしてみてください。TAKEが起動しますよ〜。
TAKEで歌を録音しちゃいます。
データがインポートされる時は自動的にTAKEが起動して、この画面が表示されます。
Figureのデータをインポートします。インポートが終わると、前のデータどうする?ってきかれます。
とっておきたければ「Save changes」を、いらなければ「Discard changes」をタップ。そしたら新規ソングの画面が表示されてきますよ。
画面中央にある茎みたいな緑のラインがインポートしたFigureのオケです。
これが正直どこを頭としてどの位ループしてるのかは全然わかってないんですが・・・。何周でもループさせられるっぽいです。ごめんなさい、尺については別の機会に確認してみます。ま、とにかくココまで来たら画面下の「Take」ってところが声を録音するモードです。ちなみに、左の「Beat」は使いません。ガイドのリズムですから今回はFigureのオケあるし必要ないでしょう。右の「Mix」でバランスとエフェクトの調整をする感じです。
で、録音。
左上の3つの五角形がそれぞれのトラックです。タップすると選択できます。この状態で録音ボタンをタップすればオケが走ってトラックへの録音が始まります。間違えたら「UNDO」でやり直しできるし、部分的に消したかったら再生させながら「ERACE」を押している間、その部分が消去されていきます。
そんなこんなを繰り返していくとこんな感じになるハズです。
好きなトコから始められるのがイージーでいい感じですね。曲全体もトラックの下にマップ表示されてるので構成もわかるでしょ?わかんなくても大丈夫!(笑) TAKEがわかっています。録音が終わったらミックスします。右下の「Mix」をタップするとモードが変わります。ちょうとこんな感じになります。
エフェクトったってリバーブしかないんですが、これは今後ディレイとかピッチコレクション的なのをアドオンでもいいから追加してほしいよなぁ、なんて思ったりしています。あ、ミックスですけどそれぞれのトラック横のスライダーが音量です。トラックを適宜選択して調整します。その際、Figureのトラックの音量も調整できるので、バランスとって歪まないようにしましょうね。
出来上がったらシェア・・・つーか書き出し・・・つーか。
せっかく作ったんだからソングを保存しないとね。保存は右上にあるファイルに音符のついたアイコンをタップですよ。実は最初にやっとくべきなんでした・・・。
これが初回の保存画面です。画像は画面タップすると、写真を撮ったりライブラリーから選べるのでお好きなをどうぞ。
でもって、「SAVE CHANGES」をタップすると保存されます。
下の画像は、録音が済んだ状態です。
ここで「SHARE」をタップするといよいよ公開されちゃうのですっ!!
まず書き出しが始まりまって、それが完了するとどこにシェアするのかきかれます。
メールやメッセージでシェアする方法もありますけど、SNSに投稿するのが一般的なんでしょうね。というコトでワタクシはフェイスブックを使ってみました。これが投稿された画面。公開範囲は自分のみwwww いや、理由があるんですよ、これには。
ここに記載されたリンクをタップすると、楽曲のページが開きます。
ここで曲を聴くことができるってワケです。
実はシェアしなくてもいいんです。シェアする時にキャンセルもできるし。再シェアも可能だし。じゃあ、キャンセルしたらどうなるか?
Figure、TAKE、それぞれ書き出したファイルが「iOSシェアリングフォルダー」に格納されていますので、iTunesから取り出すことができるんですよ。ちなみにFigureの場合、16ビット44.1kHzのAIFFファイル、TAKEは、16ビット44.1kHzのm4aファイルです。品質はiTunesの標準128kbpsみたいですね。これもFigureと同じくにしてほしいなぁって要望を出したい感じではありますね。というコトで、ワタクシの楽曲はこちらにアップしてみたんですよ。
以上、皆さんのお役に立てたなら、幸いです。
ぜひ、Figureユーザーの皆さんは待ち合わせの場所とか、散歩中など、ちょっとした時間でできちゃうのでやってみてはいかがでしょうか?電車内でオケを作り、最寄りの駅で降りたら家までの帰り道で歌を録音、帰宅したらiTunesからデータを抜いてサンクラにアップ・・・なんてちょっと怪しいですが(笑)、楽しそうじゃないですか。
というワケでまたっ。
ym