今回はymの主要ツールであるDAWについて。
現在メインで使用してるのはLive9 Suiteなんだけど・・・・
そうです。iFおよびmiku+iFの楽曲は、ほとんどをAbleton Liveで制作しています。
ymはこのアプリがバージョン1の頃からのユーザーなんです。ちなみに当時のメインDAWはCubase VSTでした。そのまま使い続けられればよかったのかもしれないけど、ちょうど当時のymのMacが新しいCubaseの動作環境の対象外になってしまったんですね。ツールも縁だと思っているので、ymはこの時Cubaseに代わるDAWを探していたのでした。なので当初のループシーケンサーだった頃からバージョン4でMIDI対応してくれた時はほんとに嬉しかったなぁ。プラットフォームの問題もあって今後使うDAWをどうするか困っていた時期でもあったので渡りに船だったってワケです。
あれから10年位かな。
待望のLive9は意外と重たい。うん、重い。ストレス感じる位ですね。使っているプラグインの関係で64ビット版ではなく32ビット版を使っているのが原因かもしれません。でも日常使うものにストレスがあるのはちょっと困ったちゃんです。(日常勤務する場の上長に感じるストレスの方が困りモノですけどね・・・。)
冒頭に「ほとんど」と書きました。
そうです。実は他にもあるんですよ、使ってるDAW。ひとつは某誌にてモニターになって頂いた「DP7」。テイさんやYMOのみなさんがお使いのアレです。音は抜群にイイです。でも、正直ymには使いづらくてあんまり走らせてません・・・。DP8出たけどアップデートしてないし、予定もないです・・・。
StudioOne2 良いです
で、現在はマスタリングに重宝してるけど実はDAWだから音楽制作全般ができちゃうのが「StudioOne 2」です。
これは軽いし、音はイイし、いいですよ!!!!
ただ、操作性がLive9とは全然違う(いや、そもそもLiveが他のDAWとは全然違う設計なので仕方ないのですが)ので、「時間がない」を理由に積極活用してこなかったんですよね。
ですが、これは「メロダイン」と統合されているので、使いやすいんです。実はとある案件がきっかけで真剣にStudioOneを使いこなせるようになるべく日々励んでいるところですよ、はい。
動きが軽いのと音が良いのと64ビットで動かしても愛用してる32ビットのプラグインがちゃんと使えるのと・・・。
正直な話、「コンピング」があまりにも便利で素晴らしくて少なくとも歌入れや手弾きの演奏等の録音をするんだったらもうこの機能を使わないと作業できないくらいに素晴らしい。Lve9にはコンピングはできないんですよ。(セッションビューとアレンジビューの使い方で似たようなコトはできますけども。)
といったワケでこれがymのメインDAWになる日も近いかもしれません・・・・???
Logic Pro ふたたび
なんて思ってたら突然発表になったのが「Logic Pro X」。しかも安価(17,000円!!!!)。実はバージョン8の時(これがDAWの価格破壊の始まりだと思っている)に一度を手を出したコトがあるんです。が、当時はAbleton Liveの操作性にすっかりハマっていたので使いこなそうという気持ちがあまり沸いて来ないインターフェイスだったんです。ただ、音は良かったと記憶していまして。大好きなアンダーワールドも使ってるしね。いつかは・・・・って思ってはいたんですよ。
が、当時と今は自分の心構えが違います。さらに言うとiPadでGarageBandを使うコトも多くなってきたし、Logicならそのデータをそのまま使うコトもできるし。というワケで久々にLogicユーザーにも返り咲いてしまいました(笑)。
Logic Pro X
しかし、これは悪魔のアプリだわ。RetinaディスプレイのMacBook Proが欲しくなる画面レイアウトです。さすがはMac純正(笑)。それはさておき、こちらはまだまだ使い慣れない。エフェクト周りの使い勝手はやっぱりLive9が一番良いです。だいたい欲しいエフェクトとか音色とか効果はすぐに作れる。新たに導入した2つのDAWでそこまで行くのにはまだしばらく時間と経験値が必要です。幸い作るべき音がたくさんあるし、ガレバンで作り貯めたスケッチみたいなものもいくつか使えそうなのでピックアップしたし。
といったワケで今後のymは3つのDAWを使い分ける「漢」になります(笑)
ym